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コラム

 

Steve Jobsの言葉

iPadの製品発表の基調報告の映像を見たことがある人はおりますでしょうか。長いプレゼンの後、Jobsの締めの言葉をご紹介します。

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The reason Apple is able to create products like iPad is because we've always tried to be at the intersection of technology and liberal arts. アップル社がiPadのような製品を創りだすことができるのは、我々が常にテクノロジーとリベラルアーツの交差するところにこだわってきたからだ。
(中略)
It's the combination of these two things that I think has let us make the kind of creative product like the iPad.
この組み合わせが我々にiPadをつくらせたのだ。
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国際教養大学では教養教育を重視しています。しかもこれからはグローバル化の時代なので、前述の「国際教養(International Liberal Arts)」を提唱していますが、コンピュータ化が進めば進むほど、一方で教養が大事なのではないでしょうか。

マックス・ウェーバーが20世紀のはじめにかの有名な『職業としての学問』の中で次のように述べています。当時は今とは違う科学技術の発展途上の時代で、大学の先生たち、つまり文系の先生たちも皆実験室で物事を考えるようになり、そのような論文ばかりが多くなっていることについて、学問としておかしいのではないかと警鐘を鳴らしているのです。やはり、人間の感性や感じ方(inspiration)というのは学問の基礎であり、liberal artsというのはそこからきているのだという考え方に私も共感しています。

「科学技術の先端を行けばいくほど『リベラルなアーツ』または『自由な学問』と言ってもいいし『教養教育』言っても良いが、それが重要だ」ということをいつも考えてきたからアップルは(ジョブズは)成功したのでしょう。
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